RS-232C(シリアル通信)をMacで行う

スイッチやルータ設定でおなじみな規格

今までは、スイッチやルータの設定を行う場合、Windowsを用いていました。

理由は単純で、RS-232C(シリアル通信)で接続して設定する為です。

最近、とあるDCでMacを使ってシリアル接続をし、機器設定している方を見かけたことから、手持ちのMacbook Airでもシリアルを使えるようにして、ネットワーク機器を設定したい衝動にかられたので、使えるようしてみました。

その時の手順を書いてみます。

設定する際に参考にしたサイトは、『Macで綴る「へーぼんな日々」』です。

使う機器は、『バッファロー社製 BHC-US01/GP』です。

OSはMac OS X 10.7.3(Lion)です。

  1. BHC-US01/GPをMacbook Airに差して、システム情報でUSB-Serial Controllerを確認
    製造元:Prolific Technology Inc.
    製品ID:0×2303
    製造元ID:0×067b
  2. プロリフィック社のサイトより、Mac用のUniversal Binary Driverをダウンロード
    Universal Binary Driverがダウンロード出来るサイトは『http://www.prolific.com.tw/eng/downloads.asp?ID=31
    ダウンロードファイルは『md_PL2303_MacOSX10.6_dmg_v1.4.0.zip
  3. ダウンロードしたZIPファイルを展開した中に、readmeテキストファイルがあります。その内にサポートされている、Device IDが記載されていることを確認します。
    Supported device ID:
    ====================
    VID:067B
    PID:2303
    システム情報で表示されていたIDと同じであることを確認する。
  4. 同じ展開されたZIPファイルの中に「PL2303_1.4.0.dmg」があるので実行し、さらに『PL2303_1.4.0.pkg』を実行してインストールする。
    基本的に特別変更する箇所なく、進むを選んで行けばインストールできる。
    インストール完了後は、再起動が必要
  5. ターミナルを立ち上げて、『ls /dev/tty.usbserial』があることを確認
  6. screenコマンドで実際に起動
    $ screen /dev/ tty.usbserial 9600
    これでシリアル通信を行って機器設定が行えるようになりました。

シリアル変換ケーブルが既に販売終了モデルなのですが、基本的にどのメーカーでも、システム情報から製造元を調べて、製造元のサイトよりドライバーをダウンロードして、インストールする流れは変わらないと思います。

これで、ネットワーク系の設定もMacで出来るので、Windows系はいらいない・・・というわけにはいきません。

私が使っているMacbook Airにはイーサーが付いていないので、GUIで設定する機器がある以上、Windowsはまだ手放せません。

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